太宰治作品の特徴とおすすめを解説!【女性が惹かれる秘密を公開】

こんにちは、ミズキです。

女性にも人気の高い太宰治の魅力って何だろう?太宰治作品のオススメと特徴を教えて欲しいです!

ミズキちゃん

太宰治、今では知らない人はいないと言っていいほどの文豪ですね。

国語の教科書では「走れメロス」が教材として扱われることも多く、学生時代に読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

太宰治といえば、酒におぼれ、薬物中毒になったり、女性と心中未遂を繰り返し、最後は愛人と入水自殺と、とことんダメな男性のイメージがありますよね。

その性格や考えが小説の中に表れていることも多くあります。

女々しい性格だからこそ、女性が魅力を感じる点も少なくありません。

女性に読んでもらいたい太宰治の作品をご紹介します。

太宰治作品の特徴とおすすめを解説①-女生徒

「女生徒」は、太宰治のファンの女性が、太宰に宛てて送った日記がもととなっています。

その日記に書かれた日常や感情を、太宰が編集したもの、という作品です。

主人公は、お茶の水の学校に通う女子。

主人公が朝目を覚ますところからストーリーは始まります。

彼女にとって、朝はからっぽ。

父を亡くし、母と二人暮らしをしている彼女は、亡くなった父のことや別れた人たちのことを思い出すのでした。

客間から、母と客の笑い声が聞こえます。

お世辞に付き合って笑う母、ご機嫌を取る母の様子にイライラしてしまう主人公。

母の態度にイライラしてしまった彼女ですが、父が亡くなって一番悲しいのは母なのだと、母が恋しくなる彼女。

一日の生活と、その時感じたことが描かれた作品である「女生徒」。

主人公が女性を見て嫌な気持ちになる描写がありますが、嫌な気持ちになった彼女も同じ女性。

自己嫌悪や、繊細な感情が細かく描かれています。

感受性豊かで、感情の移ろいが描かれた部分は、共感する女性も多いのではないでしょうか?

思春期特有の繊細な気持ち。

女性は、読んでいると懐かしい気持ちになるでしょう。

太宰治作品の特徴とおすすめを解説②-人間失格

太宰治の代表作として知られる「人間失格」。

簡単なあらすじをご紹介します。

主人公の大庭葉蔵は、小さいころから人間の営みや幸せが理解できませんでした。

人と接することを怖がり、身に着けた「道化」で、なんとか人々と暮らしていました。

そんな葉蔵でしたが、上京し堀木という友人と出会ったことで、酒や女を知り、様々なことを経験していきます。

カフェの女給との心中では、女だけが死にました。

知り合った子連れの女性と同棲していたものの、うさぎを見てほほ笑む彼女たちを見て、自分が2人の幸せを壊してしまうのだと思い、家に帰ることができません。

純粋無垢な女性と一緒に住んだはいいものの、彼女の純粋さ故、彼女は男性に悪いことをされてしまいます。

薬に溺れ、体を壊していた葉蔵は、自殺を考えつきますが、察した友人の堀木と葉蔵のお世話をしていたヒラメに、病院へと連れていかれます。

葉蔵は、療養所に連れていかれるものだと思っていました。

ですが、連れていかれた先は精神病院。

葉蔵はここで、自分が「人間失格」だったと体感するのでした。

人間失格は、太宰本人の人生と似通った点があります。

生い立ち、繰り返す女性との心中未遂、薬、精神病院への入院など、太宰本人が経験したことが多く含まれている作品です。

太宰本人が思ったであろう感情が、事細かく描かれています。

人間失格を読んでいると、葉蔵に共感してしまう女性が多いでしょう。

それほど、葉蔵には魅力があり、惹かれる点が多いのです。

そして、葉蔵の人生と太宰の人生を重ね合わせ、太宰のことも好きになってしまう。

太宰本人をより知ることができる作品です。

太宰治作品の特徴とおすすめを解説③-道化の華

人間失格の主人公・大庭葉蔵。

この名前と同じ、同姓同名の主人公が登場する作品が「道化の華」です。

道化の華のあらすじをご紹介します。

主人公・葉蔵はカフェの女給である園と入水自殺を図りました。

園だけが死に、生き残った葉蔵は近くにある療養所へ入院することになります。

お見舞いに来た友人の飛騨と小菅は、葉蔵の自殺の原因について話し合いますが、彼らは本気で議論をしません。

お互いに傷つくのが嫌だからです。

自殺幇助の疑いで警察に連れていかれることになった葉蔵。

病院で過ごす葉蔵、飛騨、小菅と、看護婦の真野の数日間が描かれた作品です。

この作品の特徴は、ところどころに太宰本人が登場する部分です。

小説では珍しい書き方ですが、だからこそ太宰の感情が表れている部分が多くあります。

太宰本人も自殺未遂をして、女性だけが死んでしまった当時。

葉蔵の行動について、太宰は、

「この小説を書きながら僕は、葉蔵を救いたかった」

と書いています。

自分と同じようなことをした葉蔵を救うことで、自分自身を救いたい、太宰はそう考えていたのでしょうか。

人間失格と同じく、ついつい共感して惹かれてしまう女性が多い作品です。

太宰治作品の特徴とおすすめを解説④-斜陽

太宰治を一躍有名にした作品が「斜陽」です。

簡単なあらすじをご紹介します。

主人公のかず子は、父を亡くし、母と一緒に暮らしていました。

弟の直治は戦争に行ったっきり帰ってきません。

かつては貴族であった彼女たちですが、戦争の影響で今の家を出て、引っ越すことになってしまいました。

なんとか2人で暮らしていた彼女たちですが、かず子がボヤ騒ぎを起こしてしまったり、弟の直治が帰ってきて状況は一変します。

そのころから、母の体調が悪くなり、寝たきりの生活が続きました。

かず子は、数年前に「ひめごと」を作ってしまった、直治の知人である上原のことを思い返します。

かず子は、助けを求めるように、上原に手紙を何通も送りましたが、返事は来ませんでした。

母の体調が悪化し、ついに亡くなってしまった母。

直治と2人きりの生活になり、直治が女性を連れてきたことでチャンスだと感じたかず子は、上原の元へ行くことを決意します。

ようやく上原とあえたかず子。

その日、「僕は貴族です」と遺書を残し、弟の直治は自殺をしていたのでした。

貴族の没落を描いた斜陽は、戦後の日本で大ヒット作となり、太宰をますます有名にさせました。

かず子の繊細な思い、そして上原に会いに行く場面の「戦闘、開始」はかず子の強い意思を感じさせます。

しかし、上原には妻子が居ました。

上原と会ったかず子は、かず子が願っていた通り上原の子どもを妊娠します。

昨今、不倫に関するニュースや報道が増えてきましたね。

実際に、不倫や、かなわない恋、辛い恋をしている女性は少なくありませんよね。

そんなとき、かず子の「戦闘、開始」は背中を押してくれるでしょう。

太宰治作品の特徴と女性からモテる理由-まとめ

女性におすすめしたい太宰治の作品をご紹介しました。

読んだ後になんとも言えない感情が襲ってくる太宰の作品。

今回ご紹介した作品以外にも、太宰本人の意思や、女性として勇気づけられる言葉が描かれた作品も多くあります。

ぜひ、自分の今の心境にあった作品を見つけてみてくださいね。

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